増えないわけ!

こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です!

夏休みに入り学生の生徒さんは
プールや旅行、遊びに勉強といつもと違う毎日を楽しんでいるようですね♡
その中で宿題で自由研究がある様で
ある生徒さんはピアノについて調べていました♪
教えてあげることもたくさんできてとても嬉しいですが
私が逆に教わることもありました♪

ピアノの鍵盤数が88鍵

鍵盤の数は知っていましたが…

88鍵から増えないわけは?
とのことで
ん〜…w
一緒に
調べてみましたw
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諸説ある様ですが…

イタリアのクリストフォリによって発明されたとき
54鍵しかなかったピアノは、ピアノ音楽の発展と共に、より幅広い表現力を求める作曲家の求めに応じて、次第に音域を拡大したそうです!

これはすごいですね!
今はあるものを増やそうなんて考える人は
いるのでしょうか?w

1890年代には現在の88鍵、7オクターブ1/4(2A~c5、27.5ヘルツ~4186ヘルツ※)が定着するに至りました!

ちなみに人間の耳は約20ヘルツから20,000ヘルツまでの範囲の音を聴き取ることができるといわれてますが
音程として聴き分けることができる上限はせいぜい4000ヘルツぐらいまでのようです。

仮に、これ以上ピアノの鍵盤数を増やして音域を拡大したとしても、人間の耳には低音はゴロゴロという唸りの様な音に、
また高音は音程感のない耳障りなノイズとしか聞こえなくなってしまうため、音楽的には殆ど意味をなさなくなってしまうようです。
現在も外国の一部メーカーが低音部の9鍵多い2C~c5の97鍵ピアノを特注生産しているようですが
このピアノの最低音部の9鍵の弦は、ほかの鍵を弾いたときにその弦と共鳴して豊かな響きを与えるためのもので、実際にその鍵が演奏されることはほとんど無いようです。

97鍵のピアノがある事に私は驚きで
いつか出会えたらなと思いました♡
音楽が進化しているように
楽器も進化があるんですね!


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