こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です!
ある生徒さんが『メヌエットが弾きたい!』
とレッスン開始早々、宣言しましたw
誰のメヌエット?と聞くと
『???』と
そこでメヌエットの説明をしました♪
メヌエットは3拍子の舞曲ということです。
曲調はゆったりとした感じで、
2小節フレーズのメロディーが8小節あり、
それを繰り返すという形式です。
その後にさらに新しい楽節(8小節)が続いていき、
これも繰り返されます。
細かく話すと…
メヌエットはもともとは
フランスの民族舞踏曲として作られましたが、
ルイ14世によって1650年くらいから宮廷舞曲として使用されるようになったそうです。
つまり ヴェルサイユ宮殿などで開かれていた舞踏会で使われていた曲の一つ なんですね。
舞踏会・・・シンデレラなんかをイメージしてみるといいかもしれません。
・・・が、当時はみんなで一斉に踊るのではなく、王や貴族が観ている中で1組の男女が踊っていたようです。貴族がカツラをかぶって、儀礼用の刀を腰に差しながら、誇り高く優雅にゆったり踊る曲なのです。
「メヌエットといえばコレ!」というほど、日本での知名度はかなり高くなっています。
一昔前まではJ.S.バッハが作曲したとされていましたが、近年ではペッツォールト(ペッツォルト)が作曲したという説が濃厚になっています。
そして
ベートーヴェンの6つのメヌエット
こちらも有名ですね。
その中でも第2番の「ト調のメヌエット」は、耳にしたことがある人も多いはず。ゆったりと優雅に踊る様子が目に浮かびます。