ロシア人が愛するMade in Japan

そろそろ桜絶頂期ですね♪

日本の美って本当に素晴らしいですよね。私は特に夜桜がすきです。

先日留学時代のロシア人の友人が仕事で日本に来たので、久々再会しました。どこで遊ぼうかなといろいろ考えました。浅草や鎌倉辺りにしようかと提案してみました。すると、もっと行きたい場所があると。

まず銀座のYAMAHA、次に秋葉原の大手電機店に行きたいと言い出しました。

YAMAHAでは譜面台を購入。

ロシアには立派なアンティーク家具のようなゴージャス過ぎる譜面台しかないので、日本製の折り畳める軽量の譜面台が非常に便利なようです。

しんぷる いず ざ べすとですね(笑)

自分用と友達のお土産用と2つ購入したようです。

そして、次にヨドバシカメラに行きました。1人でゆっくり見たいと言われ、別行動になりましたので何を買ったかは分かりませんが、大きな袋をいくつも持ってとても満足そうな表情で出てきました。

ロシア人は基本SONYを愛しています。ロシアではSONY製品だけなぜか特別扱いです。SONYの次にPanasonicが結構人気です。

電化製品を充分見た後は、スーパーマーケットに行きました。玄米が欲しいと言うのでお米売場まで案内しました。ここで5kgの玄米を購入。

以上でお買い物完了!

ロシア人の感覚って面白いです。話してると新しい発見もたくさんあります。

私が学んだロシア国立モスクワ音楽院は、バレエ音楽で有名なチャイコフスキーが設立した伝統ある音楽大学です。

ロシアの作曲家の中で私はラフマニノフが1番好きですが、ラフマニノフの曲ばかりやっていたら、師匠からたまにはハチャトリアンを勉強しなさいと宿題をだされました。

早速、学内図書館でハチャトリアンの楽譜を借りようと、私は図書館の受付で『ハチャトリアンのピアノソナタの楽譜を貸してください』と言いました。

すると、『ロシアには沢山ハチャトリアンがいるけど、アラン・ ハチャトリアン?それともカレン・ハチャトリアン?どのハチャトリアン?』ととても不機嫌そうに聞かれました。

???…

きっと、日本でいう佐藤さんとか鈴木さんみたいな感じなのでしょう。

師匠に再度確認しましたら、正解はアランでした。

改めて、『アラン・ハチャトリアンです』と図書館の受付のお姉さんに言ったら、優しい笑顔で楽譜を出してきてくれました。

アラン・ハチャトリアンの作品では『剣の舞』が有名です。

このようなモスクワでの刺激的な経験を通して、色々な作曲家について幅広く追求することはとても大事なことだなと思いました。