こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
ジメジメして不快指数の高い日本の夏、傘をさしながらの外出も億劫になり、家でゆっくりピアノでも楽しもうか……と弾き始めたら音に異変が!なんていうことも。
木とフェルトが使われているアコースティック・ピアノにとって、湿気の多い時期はトラブルが起こりやすいのです!!
まずは予防策!!
急激に湿度が高まると、ピアノの木材の部分が膨張し、それによって弦の張力が増したり、中の部品が変化し、部分的に音が狂ったり全体的なピッチ(音程)が変わるなど、ピアノの音が狂うことがあります。
また、ピアノの鍵盤が下がったまま戻って来なくなり、練習が出来なくて困ったことがありました。
*部屋の湿度をコントロールすることがポイントとなります。ピアノにとって適切な湿度は55%です。ピアノのそばに湿度計を置いておき小まめにチェックし、除湿機やエアコンを使って部屋の湿度を55%に保ちましょう♪
湿気によるトラブルが生じてしまったら
解決策としては1日~2日除湿を徹底的にすることや
どうしてもピッチが気になる場合はできれば一度調律師を呼んで、
しっかりみてもらったほうがいいですね!
せっかくの大事なピアノ♪
しっかりと使っていれば何十年、100年だって演奏できますので
大切にしてあげて欲しいです♪