こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
この間、初めてお茶を少し体験させてもらいました。
書道や華道、武道など「道」がつく日本文化。その1つ「茶道」。
正座になるのもとても久しぶりでドキドキしましたが日本の心が少しわかり、とても勉強になりました。
お抹茶を入れて楽しむだけでなく、茶道具やお茶室に飾る美術品、茶室や庭などの住まいに関する空間
お茶会ごとに出てくる会席料理や和菓子などの食、
さらには、生きていく上での目的や考え方など広い分野にわたって様々な文化が加わって発展した結果、日本の文化をぎゅっと凝縮したような感覚でした。
お茶席に出席している人たちの中にも役割があり、もてなす側の亭主と、もてなしを受ける側のお客さんとに分かれていたり
お茶碗を回すのに意味がきちんとあったり
意外と緊張だけでなくゆとりや楽しむことも忘れなかったりと
よくいう「わび・さび」を体感した気がしました。
「わび・さび」という言葉がよく用いられますが、これはわびしい、寂しいという満たされない状態を認め、慎み深く行動することを示しているようで
この「わび、さび」の精神を大切にし、茶室という静かな空間でお茶を点てることに集中することで、心を落ち着かせます。
そのことによって自分自身を見直し、精神を高めていくという精神文化も確立されていったようです。
最近は“瞑想”やマインドフルネスが流行ってきていますからもしかしたら
茶道などの心を落ち着かせるものも流行るかもしれませんね。