こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
今日はどんな夢を見ましたか〜♪
今回はリスト作曲
『愛の夢』についてです♪
リストの愛の夢(Liebesträume)は
3曲から構成されるピアノ曲です。
「3つのノクターン(3つの夜想曲)」
とも呼ばれ、特に第3番 変イ長調はリストを代表する作品です。
もともとはソプラノのための独唱歌曲として書かれた作品で
リスト39歳の1850年にピアノ独奏曲として作曲されたようです。
同年「愛の夢-3つのノクターン」として出版されました…
なので面白いのが
歌詞があるんです♪
「おお、愛しうる限り愛せ O lieb, so lang du lieben kannst!」から始まる詩は、
恋愛のことではなく、人間愛をうたったもので
「あなたがお墓の前で嘆き悲しむその時は来る。
だから、愛しうる限り愛しなさい。
自分に心を開く者がいれば、その者の為に尽くし、
どんな時も悲しませてはならない。
そして口のきき方に気をつけなさい、
悪い言葉はすぐに口から出てしまう。
『神よ、それは誤解なのです!』と言っても、
その者は嘆いて立ち去ってしまうだろう」という内容で
愛というと恋愛という気持ちになりがちですが
歌詞があることでこんな事だったとは…!?
ということに気がつき
また演奏の幅が広がりますね!