こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
関東地方は梅雨入りした様ですね、
昨年より2日遅い梅雨入りのようです。
さて、前回のお話しの続きですが
『やる気のあるうちに中身のある練習をするようにした』
①”やる気”の出る時間帯に
②”やる気”を出してから
③”やる気”のあるうちに(集中力のあるうちに)効率的な練習を!
と言うことでしたが
まず①の『”やる気”の出る時間帯に』
というのは
朝食の後にやるようにしたそうなのですが
これはとても良いことで
“やる気”の秘密の1つには
やる気があるかないかはその人の性格の問題だと言われてきましたが、
最近の研究で、脳内のやる気ホルモンと呼ばれる脳内物質がやる気のあるなしと密接な関係にあることがわかりました。
脳内のやる気ホルモンと呼ばれているのが、
脳内の三大神経伝達物質の
「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」です。
この三つの脳内物質は、
それぞれ重要な役割を担っていますがそれぞれの分泌量のバランスが取れていると
やる気が出ることが判明しました。
つまり、いつもやる気に満ち溢れている人は、
これらの神経伝達物質が脳内でバランスよく分泌されているのです。
簡単に役割りを説明すると
「セロトニン」は精神を安定させ、心をリラックスさせる効果があり、
脳内でセロトニンが大量に分泌されると幸せな気持ちになれることから
幸せホルモンとも呼ばれています。
「ノルアドレナリン」は意欲を高めてくれる役割りがあります。
「ドーパミン」はやる気と集中力を高めてくれる役割りがあります。
特に1日の中で朝に1番分泌されるのが
この『ドーパミン』です!
ドーパミンが脳の中にたくさんあると、
記憶や認知作用を司る脳の中枢神経の働きが強まるそうなのです。
つまり、ドーパミンが大量に分泌されている朝の時間帯に練習をすることで、
記憶などが非常に効果的に効率良く行われるということなのです。
また、朝はアドレナリンという脳内物質も大量に分泌されることが分かっています。
このアドレナリンが出ると興奮し、脳内にアドレナリンが大量にあると集中力が向上したり、
ヤル気がアップする効果があるという事なのです。ですから
朝の練習や勉強はとても効率的らしいのです!
では次回は
『②”やる気”を出してから』
を説明したいと思います♪
お楽しみにo(^▽^)o