こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
さて、急にですが
紙とペンを用意してください。
紙は何でもいいです!広告の裏やレシートの裏、すぐ捨てられるもので結構です!
そこに1分間で書けるだけ
『お』の文字を書いてみてください!!
では・・・・スタート!
おおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・
さあ、どうでしたか?1分て意外と長いですよねw
『お』をずっと書いているうちに
これが『お』だかわからなくなりませんか?
「あ」になりませんでしたか?
「み」になりませんでしたか?
「む」になりませんでしたか?
「す」になりませんでしたか?
こんな風にずーっと同じことをしていると
なんのためにやっているのかわからなくなってしまいます。
ピアノも一緒で同じ曲をずっとやっていたり
ピアノをなんとなくずっとやっていたりすると
「なんで弾きたかったのか」
「何のためにやりたかったのか」
「何を目指してやっているのか」
わからなくなってしまいます。
さっきの文字のは
ゲシュタルト崩壊とはいい、知覚における現象のひとつで
全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt,形態)から全体性が失われ、
個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象らしいのです。
幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られますが
聴覚や皮膚感覚においても生じるらしいです。
短時間で同じことをしていると
なんのためにやっているのかわからなくなってしまうことを
実感するためにはいいと思いやりました♪
長期的にも同じような現象があり、気がつきにくいので
これを機に気持ちを一新してみてはいかがでしょうか☆