こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
7月を目前にだんだん暑くなってきましたね♪
季節の変わり目、身体に気をつけましょう!
最近良く聞かれるので書いてみようと思います!
それは「絶対音感」と「相対音感」の違いと必要性です。
『絶対音感』とは
音の高さを、他の音との比較無しで知覚できる能力です。
具体的には、音が無い状態で「ドレミ」の音を正確に歌えたり、耳にした音を「ドレミ」で置き換えたりする事ができる能力のことです。
普通、音楽を聴くと右脳が働きますが、絶対音感のある人は左脳の言語野が働きます。普通の人が言葉を聞くように、音楽を理解するのだそうです。
これが身に付くのは、普通は子供のうちだけのようです。
統計によると、3歳で訓練を始めた場合で身に付く確立は92%、以後年々少なくなっていって、14歳で0%になります。
そして『相対音感』とは
大人になってからも身に付きます。
相対音感とは、ある1音を基準にして、他の音の高さを判断できる能力です。
なので楽器で出した音など音階がある程度ハッキリしたものが判別できるということだと思います。
「絶対」と「相対」、言われてみればうまく日本語が使われているなーと感じますね。
「そんな能力があったら絶対便利じゃん!どんな練習すれば身に付くの?」
残念ながら絶対音感は幼児期に楽器などに触れて適切な訓練をしないと身に付かないようです。また訓練したからといって当然全員が得られるわけでもないようですね。
でも、安心してください!
楽器を演奏する上で必要なのは「絶対音感」ではありません!
「相対音感」だけで十分なのです!
それに「絶対音感」の中にも精度があり、あいまいな人も少なくないです。
どちらかといえば「相対音感」がとても優れているほうが
音楽にはとても役に立ちますのでぜひ訓練されるといいと思います♪