ピアノ曲の種類 vol,2

こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。

前回に引き続き“ピアノ曲の種類”についてご紹介いたします♪

それでは

まずは
『舞曲』とは

メヌエット等の宮廷舞曲の他、ワルツ・ポロネーズ・マヅルカ等があります。
宮廷舞曲以外は、踊ることを目的としない、芸術的に様式化されたピアノ曲です。
ショパン「ワルツ」「ポロネーズ」「マヅルカ」
ブルグミュラー 「シュタイヤー舞曲」など
また、ブラームスの「ハンガリー舞曲」もあります。
『これはオーケストラの曲では?』と思い方もいると思いますが
この曲は元々4手のピアノ用にとブラームスが書いたもので
そのあとに編曲され色々な楽器で演奏されるようになったようです。

次に
『前奏曲』(プレリュード)とは

組曲の冒頭に置かれ、導入的な役割を持っていましたが、バロック時代には同じ調のフーガと組み合わされるようになりました。
そしてロマン派の時代には、導入的な役割は失われ、独立した楽曲になります。それは形式にこだわらず、短いモチーフに基づいて書かれた技巧的な小品です。さらに、これが何曲か続いて曲集としての統一性も含む作品が生まれました。
J.S.バッハ「平均率クラヴィーア曲集」、ショパン「24の前奏曲」、
ドビュッシー「前奏曲集」など

次に
『幻想曲』(ファンタジー)とは

バロック時代には、即興演奏を書き留めたようなものとされ、フーガと組み合わされることもありました。古典派の時代に、即興的な性格の強い、独立した楽曲になります。そして、ロマン派の時代には、幻想的・夢想的な性格を持つ小品が書かれました。
J.S.バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」、ベートーヴェン「幻想曲」、シューベルト「幻想曲さすらい人」、シューマン「幻想小曲集」、ブラームス「幻想曲集」、 モーツァルト「幻想曲」など

ではこの辺で~
また次回に続きます♪


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