こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
前回に引き続き“ピアノ曲の種類”についてご紹介いたします♪
それでは
『ソナタ』とは
イタリア語の「ソナーレ(ある楽器を演奏する)」に由来しています。17世紀半頃までは、ほとんどの器楽合奏曲がソナタと呼ばれていました。
ピアノ・ソナタは古典派時代に確立されました。
典型的な構成は、下記の通りです。
◎第一楽章→ソナタ形式・速いテンポ
◎中間楽章(1~2つ)→緩やかなテンポのものか、メヌエットなどの舞曲
◎終楽章→ソナタ形式orロンド形式・速いテンポ
ソナタ形式は、提示部・展開部・再現部(序奏や結尾部コーダが入る場合もある)から成る形式です。
◎提示部→二つの主題で構成されます。
第一主題:主調
第二主題:長調なら属調、短調なら並行調
◎展開部→提示部の二つの主題を中心に構成されます。
◎再現部→二つの主題が再現されます。通常は二つとも主調で再現されますが、短調の場 合は第二主題が同主調になることも多いようです。
ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドンなど
最後に『ソナチネ』
小さいソナタです。ソナタと比べ、技巧的に易しく、規模も小さく楽章の構造が簡素になっています。主にピアノ学習者向けの教材として普及しましたが、19世紀以降は、芸術作品としてのソナチネも書かれています。
クレメンティ、ラヴェル、ブゾーニなど
知っていると選曲にも役立ちますね♪
暗譜の仕方も変わってくると思います☆
いかがでしたか?
わかって弾いたり聞くのと
知らないで弾いたり聞くのでは全然違うと思いますので
ぜひ、少し意識してみてください♪