こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。
お正月を迎える準備には様々ありますが、中でも真っ先に思い浮かぶのが『鏡餅』ではないでしょうか。
鏡餅を飾るのは日本古来の伝統であり、とても大きな意味があります。
鏡餅と言っても、一見すると鏡を思わせる姿形ではないため「?」と思う方も多いかも知れませんが、実は昔の鏡は鏡餅のように丸い形をしていたのです。
そして昔から、鏡は神事によく用いられていた事や、または「三種の神器」の一つとして昔から大切にされてきたものです。
さらには鏡には神様が宿ると言い伝えられている事から、鏡に似せた餅を飾って神様と共に新年を祝うという意味を込めて、鏡餅を飾るのです。
鏡餅は一般的に12月28日に飾るものとされています。
これは、8という数字が末広がりで縁起がよいとされているからのようです。
さらに29日は9が「苦しむ」を連想させるため、避けられています。
そして、備えた鏡餅を下げるのは1月11日とされています。
こちらはぞろ目で縁起がよいから、というのが理由のようです。
ちなみにこの鏡餅を下げる日の事を「鏡開き」と言い、下げるだけではなく家族で食べるのがよいとされています。
神様から力を頂ける縁起物ですので、是非、お雑煮やお汁粉にして食べましょう。
鏡餅とは、一年間を無事に過ごせた事を神様に感謝しつつ、翌年も家族が健康で幸せである事を祈りながら、お供えした餅を家族皆で食べるという事に、もっとも大きな意味があるのだと思います。
なぜこんな鏡餅に詳しいかというと…
実家がお米屋さんなのですw
年末はお餅で賑やかなお家で育ったからなのでしたw