上手い!と思わせる演奏のコツ3

こんにちは!ミナトミュージックサロン ピアノ講師の辰巳真理です。

 

前回までの記事で、「上手い!と思わせる演奏のコツ」を2つご紹介しました。

1、メロディーを正しいリズムで歌う

2、メトロノームとだけ練習する

どちらも、お家での練習法ですね。

 

今日は、「上手い!と思わせる演奏のコツ」最終章として、人前で演奏する時に大切なことを書きたいと思います。

 

「上手い!と思わせる演奏のコツ1」でお話した通り、人が音楽を聴いた時に1番最初に認識するのは、リズム。

ということは、心地よい演奏と認識してもらうには、心地よいテンポ感が1番大事になってくるのです。

 

3つ目のポイントは

「心地よいテンポの揺らしを作る」です。

 

これが意外と難しいのは、この「心地よいテンポ感」は、自分ではわからないということ。

 

だから、日々のレッスンでプロの先生の耳を借りることが大事なんです♪

 

例えば、フレーズの終わりで少しリタルダンド(段々遅く)すると、とても落ち着いた演奏に聴こえすぎますが、やり過ぎると、自信がない演奏に聴こえてしまうことも。。

その加減を、レッスンの際、先生と一緒に相談して、身体に染み付かせることが大切。

 

音の練習は1人で出来ますが、テンポ感は第3者の耳を借りないとなかなか難しいものです。

曲の始まりのテンポ、フレーズの揺らしを先生と何度も確認して、味のある演奏が実現できたら最高ですね♪