譜読みのベース♪拍子記号と調号

こんにちは!
ミナトミュージックサロンのピアノ講師、深作真希です。

ピアノを演奏するにあたっての基礎テクニックを
「譜読み」「演奏技術」「表現力」の3ポイントです☆

その中でも最初にしっかり身につけておきたいのは「譜読み」
楽譜を正確に速く読むことができると弾くことに集中できるので、
指の動きに気を配ったり、表情をつける余裕がうまれ、
効率良く演奏を仕上げていくことができます♪

今回は拍子記号と調号です♪
拍子記号とは
ト音記号、ヘ音記号の右横に縦に並び分数形で書かれた数字を拍子記号といいます。
下の数字(分母)は、何音符を1拍の基本にするか、
そして上の数字(分子)は1小節内にその音符がいくつ入るかを示していて、
その数字によって何拍子の曲か決まります。
beats2

次は、曲調を決める大切な要素となる調性(長調・短調)ついてです。
調号(長調、短調)

大譜表のト音記号、ヘ音記号の右横に書かれているシャープ(♯)やフラット(♭)を調号といい、その数によって曲の調性(〇長調、〇短調)がわかります。

長調、短調はそれぞれ12調ずつありますが、
「長調=明るい感じ」「短調=暗い感じ」という違いは聞くとわかります。
調号の♯♭は、曲中のその音はすべて♯♭をつけて演奏するということを意味します。
そして調号に、シャープとフラットが混在していることは絶対にありません!

シャープやフラットはその数が増えていく順番が決まっています。
たとえば調号が♯1つだった場合、♯は必ずファで、
曲によってドだったりソだったりすることはありません。
♯と♭はそれぞれ、以下の順番で数が増えていきます。
♯→(ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ) ♭→(シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ)

keysig

と。。。一見、複雑ですが曲をよく分析したり
実際に弾いてみたりすると良くわかります☆そして便利です☆

次回は臨時記号とテンポ(速さ)に関する用語、記号です♪


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