こんにちは!ミナトミュージックサロン ピアノ講師の辰巳真理です。
前回までの記事で、「上手い!と思わせる演奏のコツ」を2つご紹介しました。
1、メロディーを正しいリズムで歌う
2、メトロノームとだけ練習する
どちらも、お家での練習法ですね。
今日は、「上手い!と思わせる演奏のコツ」最終章として、人前で演奏する時に大切なことを書きたいと思います。
「上手い!と思わせる演奏のコツ1」でお話した通り、人が音楽を聴いた時に1番最初に認識するのは、リズム。
ということは、心地よい演奏と認識してもらうには、心地よいテンポ感が1番大事になってくるのです。
3つ目のポイントは
「心地よいテンポの揺らしを作る」です。
これが意外と難しいのは、この「心地よいテンポ感」は、自分ではわからないということ。
だから、日々のレッスンでプロの先生の耳を借りることが大事なんです♪
例えば、フレーズの終わりで少しリタルダンド(段々遅く)すると、とても落ち着いた演奏に聴こえすぎますが、やり過ぎると、自信がない演奏に聴こえてしまうことも。。
その加減を、レッスンの際、先生と一緒に相談して、身体に染み付かせることが大切。
音の練習は1人で出来ますが、テンポ感は第3者の耳を借りないとなかなか難しいものです。
曲の始まりのテンポ、フレーズの揺らしを先生と何度も確認して、味のある演奏が実現できたら最高ですね♪